遮音シート

遮音シートは捨て張り工法(合板・PB等面材に重ねて張る)で施工する場合は、面密度約5kg/㎡以上の製品仕様が必要です。

天井・壁・床の面に張る施工が多く、多くの市販品がありますが、制振性や面密度の小さな製品(遮音シート)は重ねて施工しても殆ど防音効果が向上しませんので、製品選択には注意が必要です。

適切な製品としては、市販品ではサンダムE-30(厚さ3ミリの遮音ゴムシート、面密度約5.1kg/㎡)、プロ仕様の受注生産品ではアスファルト遮音シート(厚さ2.4ミリの高比重アスファルト基材配合シート・不織布仕上げ、面密度約7.9kg/㎡)が該当します。

→参考:アスファルト遮音シート

同様に遮音マットについても、面密度は大きいほど防音効果があり、最低でも面密度約5kg/㎡以上が望ましいです。

遮音シートはピアノ室など多くの防音工事現場で使用されていますが、隙間なく突き付けて張り、つなぎ目を気密テープ・ブチルテープでシールすることが大事です。


壁防音(対策例)

上記のアスファルト遮音シート2.4ミリを使用した壁防音対策の仕様をご紹介します。木造住宅の外壁側既存壁について、既存PB(石膏ボード)12.5ミリ面に合板5.5ミリを捨て張りしてから、アスファルト遮音シート2.4ミリを2重張り+PB9.5ミリ・クロス仕上げという防音工事を行うと、遮音性能が約15dB~20dBアップします。(人間の耳には音が1/3から1/4程度になったように体感されます)

アスファルト遮音シート2.4ミリのつなぎ目はブチルテープ又は気密テープでシールしてください。

なお、この製品は防音職人のページで確認できますが、大幅に単価を下げて現場に納品していますので、メーカーから製品名を掲載しないように要望されています。→製品ページ

※下の写真画像の左側が「アスファルト遮音シート2.4ミリ」、右側が「アスファルトマット4ミリ」です。両方とも両面を不織布加工してあり耐久性を強化しています。